「クイズで上達!洋書の英語」シリーズの第12回は、これまでに紹介した「洋書に出てくる英語表現」の0056から0060を復習します。
ただ記事を読んで納得して終わるのではなく、使える英語としてモノにするために是非クイズ問題を活用してください。
それでは始めましょう!
選択問題
洋書に出てくる英語表現0056〜0060
全10問
穴うめ英作文
洋書に出てくる英語表現0056〜0060
全10問
フレーズの復習
クイズお疲れさまでした!
それではクイズ問題で取り扱った5つの表現を順に復習します。
洋書に出てくる英語表現0056:The tail wags the dog
The tail wags the dog
- 由来:犬としっぽの役割が逆転して、しっぽが犬を振っている様子から。
- 意味:本来の役割が逆転していること、より小さなものや重要性の低いものが全体を支配していること、本末転倒、あべこべ
- 出現頻度:B[低頻度:洋書内での出現頻度はそれほど高くはないがネイティブなら知っている英語表現]
- 例文:
There’s nothing wrong with studying through the night to get a good grade on an exam, but the tail is wagging the dog when you are too sleepy to concentrate during an exam.
試験で良い成績をとるために徹夜で勉強するのは悪いことではありませんが、試験中に眠たくて集中できないようでは本末転倒です。
洋書に出てくる英語表現0056:The tail wags the dog【おすすめ英語フレーズ編42】
「洋書に出てくる英語表現」の第56回は、フレーズ編の第42回として「The tail wags the dog」を取り挙げます。The tail wags the dogの意味と由来直訳すると、「しっ...
洋書に出てくる英語表現0057:Kodak moment
Kodak moment
- 由来:かつて世界屈指の大企業であった1881年創業のアメリカの写真用品メーカー「イーストマン・コダック社(Eastman Kodak Company)」の社名から。
- 意味:写真に撮って残しておきたいような決定的瞬間、絶好のシャッターチャンス
- 出現頻度:B[低頻度:洋書内での出現頻度はそれほど高くはないがネイティブなら知っている英語表現]
- 例文:
I miss my school days. Those days were full of Kodak moments.
学生時代がなつかしいよ。あの頃は、写真にとって残しておきたいような瞬間でいっぱいだったよ。
My son suddenly took his first toddling steps last night. It was a Kodak moment.
昨晩、突然うちの息子がはじめてよちよち歩きをしたんだ。写真にとっておきたいような瞬間だったよ。
洋書に出てくる英語表現0057:Kodak moment【おすすめ英語フレーズ編43】
「洋書に出てくる英語表現」の第57回は、フレーズ編の第43回として「Kodak moment」を取りあげます。Kodak momentの意味と由来直訳すると、「コダックの瞬間」となります。ここでいう「...
洋書に出てくる英語表現0058:bark up the wrong tree
bark up the wrong tree
- 由来:猟犬を使ったアライグマ狩りにおいて、猟犬が間違えてアライグマのいない木の下で吠え上げる様子から。
- 意味:見当違いの努力をする、的外れなことをする(言う)、お門違いの追跡をする
- 出現頻度:A[中頻度:高めの頻度で洋書に出てくる準必須の英語表現]
- 例文:
If you think I’m hiding her, I must say you are barking up the wrong tree. She is not here.
僕が彼女をかくまっていると思っているんだったら、お門違いだと言わざるをえないな。彼女はここにいないよ。
Do you think I’m barking up the wrong tree?
君は、僕が見当違いなことをしているとでも思っているのかい?
洋書に出てくる英語表現0058:bark up the wrong tree【おすすめ英語フレーズ編44】
「洋書に出てくる英語表現」の第58回は、フレーズ編の第44回として「bark up the wrong tree」を取り挙げます。Bark up the wrong treeの意味と由来直訳すると、「...
洋書に出てくる英語表現0059:shoes
shoes
- 意味:立場、状況
- 出現頻度:AAA[超高頻度:極めて高い頻度で洋書に出てくる必須の英語表現]
- 例文:
If I were in your shoes, I would probably have done the same thing.
もし私があなたの立場にいたとしても、たぶん同じことをしていたと思います。
Considering his performance last year, I’ve never imagined that the shoe could be on the other foot like this.
彼の去年のパフォーマンスを考えると、このように立場が逆転するとは想像だにしませんでした。
You will never understand my true feelings unless you put yourself in my shoes.
私の立場に立って考えない限り、あなたが私の本当の気持ちを理解することはないでしょう。
He is so competent that it isn’t easy for anyone to fill his shoes.
彼はとても有能なので、彼の代役をつとめるのは誰にとっても簡単なことではありません。
洋書に出てくる英語表現0059:「shoes(靴)」には「●●●」という意味がある【第2・第3の意味編6】
「洋書に出てくる英語表現」の第59回は「第2・第3の意味編」の第6回として「shoes」を取り挙げます。「shoes」と言えば、もちろん「靴」の意味ですが、「shoes」には「靴」以外にもよく使われる...
洋書に出てくる英語表現0060:dog-eared
dog-eared
- 由来:ページの隅が三角に折り曲げられている様子が犬の耳に似ていることから。
- 意味:(あとで探しやすくするために)角が折り曲げられた、(古くなって)角がめくれ上がってきた、(角がめくれ上がってくるくらい)使い古された
- 出現頻度:AAA[超高頻度:極めて高い頻度で洋書に出てくる必須の英語表現]
- 例文:
Last week, I finally found the book that I had been looking for in a secondhand bookstore. But, unfortunately, it was in bad condition and some pages were dog-eared.
先週、ある古本屋でずっと探していた本をやっと見つけたのですが、残念なことにその本は保存状態が悪く、いくつかのページに折り目が付いていました。
Suddenly, he pulled out a dog-eared little notebook from his pocket and started jotting down something.
突然、彼はポケットからボロボロになった手帳を取り出して、なにやらメモし始めました。
洋書に出てくる英語表現0060:dog-eared【ハイフンワード編9】
「洋書に出てくる英語表現」の第60回はハイフンワード編の第9回として「dog-eared」を取りあげます。犬の耳のようになったページ「dog-eared」は、直訳すると「犬の耳のようになった」となりま...
いかがだったでしょうか?
是非、クイズ問題に繰り返し挑戦して、英語表現をモノにしてください。
今回は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。