洋書に出てくる英語表現0185:an eagle eye【おすすめ英語フレーズ編165】

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「洋書に出てくる英語表現」の第185回は、英語学習や英会話に役立つ【おすすめ英語フレーズ編】の第165回として「an eagle eye」を取りあげます。

目次
  1. An eagle eyeの意味と由来
  2. An eagle eyeの英語による定義
  3. 洋書におけるan eagle eyeの出現頻度
  4. An eagle eyeの年代分布
  5. An eagle eyeの出現パターン
  6. 洋書内の実例
    1. 実例1(パターン1):JENSON BUTTON: LIFE TO THE LIMIT (2017)(邦題『ジェンソン・バトン自伝 ライフ・トゥ・ザ・リミット』、ジェンソン・バトン = 著)より
    2. 実例2(パターン1):The 48 Laws of Power (1998)(邦題『権力に翻弄されないための48の法則(上・下)』、ロバート・グリーン = 著)より
    3. 実例3(パターン2):The Chessmen of Mars (1922)(邦題『火星のチェス人間』、E・R・バローズ = 著)より
    4. 実例4(パターン2):The Case of the Curious Bride (1934)(邦題『奇妙な花嫁』、E・S・ガードナー = 著)より
    5. 実例5(パターン2):The Human Chord (1910)(邦題『人間和声』、ブラックウッド = 著)より
    6. 実例6(パターン3):Paranormality: Why We See What Isn’t There (2011)(邦題『超常現象の科学 : なぜ人は幽霊が見えるのか』、リチャード・ワイズマン = 著)より
    7. 実例7(パターン3):UNSTOPPABLE: MY LIFE SO FAR (2017)(邦題『マリア・シャラポワ自伝』、マリア・シャラポワ = 著)より
    8. 実例8(パターン4):Born to Run (2009)(邦題『BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”』、クリストファー・マクドゥーガル = 著)より
    9. 実例9(パターン4):Steve Jobs and the NeXT Big Thing (1993)(邦題『スティーブ・ジョブズの道』、ランドール・ストロス = 著)より
    10. 実例10(パターン4):The Bishop Murder Case (1929)(邦題『僧正殺人事件』、ヴァン・ダイン = 著)より
    11. 実例11(パターン4):The Great Passage (2017)(日本語原著『舟を編む』、三浦しをん = 著)より
  7. An eagle eyeのまとめ

An eagle eyeの意味と由来

直訳すると、「鷲(ワシ)の眼」となります。

昔から鷲(ワシ)は視力が非常に良いことが知られていて、一説によると、鷲の視力は人間の約5倍と言われています。この表現はそうした鷲の優れた視力に由来するもので、鷲は遠く離れたところからでもその鋭い視力によって獲物の存在を察知することから、「an eagle eye」は「鋭い眼力」や「鋭い観察力」を意味するフレーズとして使用されるようになりました。

日本語では「鋭い眼力」や「鋭い観察力」のほか、「鷲のように鋭い目」などと訳されます。

An eagle eyeの英語による定義

the ability to observe closely or notice small details

洋書におけるan eagle eyeの出現頻度

AA[高頻度: 高い頻度で洋書に出てくる必須の英語表現]

(AAA[超高頻度]、AA[高頻度]、A[中頻度]、B[低頻度]、C[まれ]の5段階で評価)

An eagle eyeの年代分布

1910年 – 2018年*
(*当ブログで調査した1813年以降の洋書約1000冊のなかで、当該英語表現の使用が確認された洋書の発行年の範囲)

当ブログで調査した1813年以降に発行された約1000冊の洋書のなかで、当該表現の使用が確認された最も古い洋書は、1910年発行の『The Human Chord(邦題:人間和声)』(ブラックウッド = 著)で、最も新しい洋書は2018年発行の『RED CARD: How The U.S. Blew The Whistle On The World’s Biggest Sports Scandal(邦題:レッドカード:汚職のワールドカップ)』(ケン・ベンシンガー = 著)でした。

An eagle eyeの出現パターン

an eagle eyeの出現パターンは主に以下の4つに分類することができます。

パターン1:have an eagle eye(基本型)
パターン2:with an eagle eye
パターン3:eagle-eyedの形で使用するもの
パターン4:その他
*「an eagle eye」のかわりに「eagle eyes」が使われることもあります。

パターン1は「have an eagle eye」の形で使用する基本型で、例文を挙げると次のようになります。

例文185-1)
My coach has an eagle eye and never misses the slightest mistake.
私のコーチの目は鷲のように鋭く、わずかなミスも見逃しません。

パターン2は「with an eagle eye」の形で使用するもので、例文を挙げると次のようになります。

例文185-2)
The detective surveyed the crime scene with an eagle eye.
探偵は鷲のような鋭い目で犯罪現場を調査しました。

パターン3は「eagle-eyed」の形で「鋭い眼力の」や「鷲のような鋭い目を持った」を意味する形容詞(又は副詞)として使用するもので、例文を挙げると次のようになります。

例文185-3)
His exceptional talent was spotted by an eagle-eyed scout.
彼の類まれな才能は、鋭い眼力を持つある一人のスカウトによって見出されました。

パターン4の「その他」については、次の「洋書内の実例」の中で紹介します。

洋書内の実例

an eagle eyeのイメージ画像2です。

それでは、実際に洋書内にみられるan eagle eyeの使用例を紹介していきます。

 

まずは、「have an eagle eye」の形で使用する基本型のパターン1から紹介します。

パターン1:have an eagle eye(基本型)

実例1(パターン1):JENSON BUTTON: LIFE TO THE LIMIT (2017)(邦題『ジェンソン・バトン自伝 ライフ・トゥ・ザ・リミット』、ジェンソン・バトン = 著)より

What they and the other lads’ fathers couldn’t quite grasp was that Dad was an expert at putting everything on the limit; he had the eagle eye of an F1 designer, looking for a loophole in the regulations and exploiting it.
父は何であれ、限界スレスレのところで勝負するのに長けていた。F1のカーデザイナーのような鋭い目を持ち、規制の抜け穴を探し出して、それをうまく利用していた。

引用元:
(英語原著)JENSON BUTTON: LIFE TO THE LIMIT (2017) by Jenson Button; PART ONE
(日本語版)『ジェンソン・バトン自伝 ライフ・トゥ・ザ・リミット』(ジェンソン・バトン = 著、児島 修 = 訳)、東洋館出版社(2019/4);第一部(父と息子の冒険の始まり)より

【単語ノート】
loophole = 抜け穴、抜け道
exploit = 有効に使う;悪用する、搾取する

2009年にワールドチャンピオンを獲得した元F1ドライバーのジェンソン・バトンがまだ少年レーサーとしてカート大会に出場していた頃、バトンがあまりに勝利を重ねるため、元レーサーであったバトンの父に疑惑の目が向けられます。

当時、バトンの父はカートショップを経営していて、そこでエンジンチューニングの名人として名を馳せていたため、父がエンジンに何か不正をしているのではないかという疑惑が持たれたのでした。

この疑惑は格好のうわさ話となり、やがてカート大会の運営組織が毎回のレース後にエンジンをチェックするようになるのですが、バトンのエンジンからは何もルール違反は見つかりませんでした。

上記引用文はこのような流れで出てくるもので、バトンの父がF1のカーデザイナーのような鋭い目を持っていたことが「had the eagle eye of an F1 designer」と表現されています。

実例2(パターン1):The 48 Laws of Power (1998)(邦題『権力に翻弄されないための48の法則(上・下)』、ロバート・グリーン = 著)より

Count Lustig had an eagle eye for other people’s weaknesses.
ルスティグ伯は他人の弱みを見抜く鋭い眼力をもっていた

引用元:
(英語原著)The 48 Laws of Power (1998) by Robert Greene; LAW 33 – DISCOVER EACH MAN’S THUMBSCREW
(日本語版)『権力に翻弄されないための48の法則(上・下)』(ロバート・グリーン = 著、鈴木主税 = 訳)、パンローリング(2016/8);下巻・法則33(人の摘みねじを見つけろ)より

【単語ノート】
count = 伯爵

Louis XIV had an eagle eye for the strategic power of money.
ルイ十四世は、金のもつ戦略的なパワーに関して、鷹のように鋭い感覚をもっていた

引用元:
(英語原著)The 48 Laws of Power (1998) by Robert Greene; LAW 40 DESPISE THE FREE LUNCH
(日本語版)『権力に翻弄されないための48の法則(上・下)』(ロバート・グリーン = 著、鈴木主税 = 訳)、パンローリング(2016/8);下巻・法則40(ただ飯を軽蔑せよ)より

 

次は「with an eagle eye」の形で使用するパターン2です。

パターン2:with an eagle eye

実例3(パターン2):The Chessmen of Mars (1922)(邦題『火星のチェス人間』、E・R・バローズ = 著)より

Gahan of Gathol watched every play with eagle eye.
ガソールのガハンは、鷲のような目で一つ一つの競技を観察していた

引用元:
(英語原著)The Chessmen of Mars (1922) by Edgar Rice Burroughs; CHAPTER XVII – A PLAY TO THE DEATH
(日本語版)『火星のチェス人間』(E・R・バローズ = 著、小西宏 = 訳)、グーテンベルク21(2013/3);十七(死の競技)より

実例4(パターン2):The Case of the Curious Bride (1934)(邦題『奇妙な花嫁』、E・S・ガードナー = 著)より

That night the city editor of the Chronicle, examining the transcript of proceedings for the day, with the eagle eye of a newspaper man who had seen Perry Mason in action and who knew that lawyer’s masterly technique of placing bombs in the prosecution’s case timed to explode with deadly effect at the most inopportune moments, was impressed by the peculiar phraseology of Perry Mason’s questions concerning the doorbell.
その夜、クロニクル紙の社会部長は、きょうの公判記事の原稿を、新聞記者らしい、鋭い、わしのような目で検討していた。かれは、公判廷でのペリイ・メイスンを何度も見ていたし、その名人といってもいい法廷技術も知りすぎるほど知っていた。なにくわぬ顔で公判の進行を見ているが、いつの間にか検察側の訴因の中に時限爆弾を仕掛けておいて、もっとも思いもかけない時に爆発させて、いっきょに相手に致命傷を与えるのが、メイスン得意の戦法だった。そう思って、きょうの公判記事を読むと、玄関のベルについての、ペリイ・メイスンの反対訊問の妙な言葉使いに、何か意味が含まれているような印象を受けたのだ。

引用元:
(英語原著)The Case of the Curious Bride (1934) by Erle Stanley Gardner; Chapter 19
(日本語版)『奇妙な花嫁』(E・S・ガードナー = 著、能島武文 = 訳)、グーテンベルク21(2004/9);第十九章より

【単語ノート】
masterly = 見事な、巧みな、名人と呼ぶにふさわしい
prosecution = 起訴、告訴;起訴側、検察側
inopportune [inɑ`pərtjúːn] = 都合の悪い、タイミングの悪い、時機を逸した
phraseology [frèiziɑ’lədʒi] = 言葉使い、表現

実例5(パターン2):The Human Chord (1910)(邦題『人間和声』、ブラックウッド = 著)より

“You must regard them, if you will, as a kind of test,” he resumed, searching his companion’s face with eagle eyes, “the beginning of a series of tests in which your attitude to Miriam and hers to you, so far as that goes, was the first.”
「これは一種の試験だと思ってくれても良い」彼は鷲のように鋭い目で相手の顔を探りながら、ふたたび語りはじめた。「一連の試験の始まりだよ。そこでは君のミリアムへの態度と、実をいうと、彼女の君への態度が一番重要だったんだ」

引用元:
(英語原著)The Human Chord (1910) by Algernon Blackwood; Ch. 2
(日本語版)『人間和声』(ブラックウッド = 著、南條竹則 = 訳)、光文社(2013/5);第二章より

 

次は、「eagle-eyed」の形で「鋭い眼力の」や「鷲のような鋭い目を持った」を意味する形容詞(又は副詞)として使用するパターン3です。

パターン3:eagle-eyedの形で使用するもの

実例6(パターン3):Paranormality: Why We See What Isn’t There (2011)(邦題『超常現象の科学 : なぜ人は幽霊が見えるのか』、リチャード・ワイズマン = 著)より

Several eagle-eyed customers noticed that some of the alleged ‘spirits’ on their photographs looked remarkably like people who had attended Mumler’s previous sittings.
勘の鋭い客たちが、写真に浮かび上がった “霊” が、以前マムラーのスタジオで撮影された人物に酷似している点を疑問に思ったのだ。

引用元:
(英語原著)Paranormality: Why We See What Isn’t There (2011) by Richard Wiseman; 2. OUT-OF-BODY EXPERIENCES
(日本語版)『超常現象の科学 : なぜ人は幽霊が見えるのか』(リチャード・ワイズマン = 著、木村博江 = 訳)、文藝春秋(2012/2);第2章(幽体離脱の真実)より

1861年、ボストンで宝石店を営んでいたウィリアム・マムラーという名のアマチュア写真家がある発見をします。マムラーが自撮りした写真を現像したところ、撮影時にはいなかったはずの若い女性の姿が自分の横にぼんやりと写り込んでいたのでした。

マムラー自身は単なる二重露光だと考えたのですが、その写真に写っていた若い女性がマムラーの死んだ従姉妹に非常によく似ていることに友人達が気付きます。

噂は瞬く間に広がり、この写真は「史上初の心霊写真」として新聞のトップページを飾ることとなります。この状況をビジネスチャンスととらえたマムラーは、なんと宝石商から心霊写真家に転身して荒稼ぎをするのですが、やがて大きな問題が発生します。

上記引用文はこうした流れで出てくるもので、「勘の鋭い」客たちに疑われ始めたことが「eagle-eyed」という形容詞を使って表現されています。

ちなみに、その後客たちに訴えられたマムラーは何とか詐欺罪を免れたものの、弁護料の支払いのために財産を使い果たしてしまい、1884年に貧困状態でこの世を去ったということです。

実例7(パターン3):UNSTOPPABLE: MY LIFE SO FAR (2017)(邦題『マリア・シャラポワ自伝』、マリア・シャラポワ = 著)より

You had to drift between the shadows, eagle-eyed, the ball moving in and out of the light.
鷲のような目を持って影の間を行き来しなければならない。ボールは光の中に入ったり、そこから出たりする。

引用元:
(英語原著)UNSTOPPABLE: MY LIFE SO FAR (2017) by MARIA SHARAPOVA; Chapter 13
(日本語版)『マリア・シャラポワ自伝』(マリア・シャラポワ = 著、金井真弓 = 訳)、文藝春秋(2018/6);第13章(世界ランキング1位)より

この英文は、4大大会シングルス通算5勝で、2012年ロンドンオリンピックでは女子シングルスで銀メダルも獲得したロシア出身の元女子プロテニス選手マリア・シャラポワがある年の全米オープンで日没時にプレーした時のことを記載したものです。ボールが光の中を出たり入ったりするため、「鷲のような目を持って」プレーしなければならなかったことが、「eagle-eyed」という副詞を使って表現されています。

 

最後は「その他」のパターン4です。

パターン4:その他

実例8(パターン4):Born to Run (2009)(邦題『BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”』、クリストファー・マクドゥーガル = 著)より

Just to get to the starting line, they’d have to slip past bandits, hike through the badlands, keep an eagle eye on every sip of water and every bite of food.
スタートラインにつくだけでも、盗賊のわきをすり抜け、荒地を歩き、ひと口ぶんの水や食べ物にも用心する必要がある。

引用元:
(英語原著)Born to Run: A Hidden Tribe, Superathletes, and the Greatest Race the World Has Never Seen (2009) by Christopher McDougall; CHAPTER 17
(日本語版)『BORN TO RUN 走るために生まれた:ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”』(クリストファー・マクドゥーガル = 著、近藤 隆文 = 訳)、NHK出版(2010/2);第17章より

【単語ノート】
bandit [bǽndit] = 強盗、盗賊
slip past = …をあっという間に通りすぎる、…のわきをすり抜ける
sip = (名)飲み物のひと口、ひとすすり;(動)ちびちび飲む

実例9(パターン4):Steve Jobs and the NeXT Big Thing (1993)(邦題『スティーブ・ジョブズの道』、ランドール・ストロス = 著)より

A simple syllogism led to the public placing faith in NeXT on the basis of Perot’s reassuring presence: Ross Perot is a billionaire; one does not become a billionaire without possessing the capacity to make the shrewdest of business judgments; Steve Jobs and NeXT apparently passed the muster of the eagle eyes of the billionaire and his team of crack accountants; ergo, Steve Jobs and his new company indeed must have the right stuff.
ペローという安心感を与える存在を根拠にした単純な三段論法が、世間にNeXTを信じさせた。いわく、ロス・ペローは億万長者だ。誰よりも抜け目なく事業上の判断を下せる能力を備えた者でなければ、億万長者にはなれない。スティーブ・ジョブズとNeXTはこの億万長者の鋭い眼力と一流の会計士チームの審査に合格したらしい。故に、スティーブ・ジョブズとその新会社は本当にしかるべき素質を備えているに違いない。

引用元:
(英語原著)Steve Jobs and the NeXT Big Thing (1993) by Randall E. Stross; Chapter 4 Perot’s Magic
(日本語版)『スティーブ・ジョブズの道』(ランドール・ストロス = 著、斉藤弘毅/エーアイ出版編集部 = 訳)、エーアイ出版(1995/1);第四章(ロス・ペローの魔術)より

【単語ノート】
syllogism [sílədʒìzm] = 三段論法
shrewd [ʃrúːd] = 抜け目のない、やり手の
crack = 一流の(「割れ目」や「ひび」という意味の名詞で使われることが多いですが、ここでは「一流の」という意味の形容詞として使用されています)
accountant = 会計士
ergo [ə’ːrgou] = 故に(ラテン語)

1992年と1996年に大統領選にも立候補したアメリカの実業家ロス・ペローは、1979年に設立後間もない小企業であったマイクロソフトを買収するチャンスがあったにもかかわらず買収しなかったことに対する深い後悔から、スティーブ・ジョブズが創業したNeXT社に多額の出資を行います。

上記引用文では、NeXT社が億万長者であるロス・ペローの「鋭い眼力」に合格したことで世間の信頼を得たことが「eagle eyes」を用いて表現されています。

実例10(パターン4):The Bishop Murder Case (1929)(邦題『僧正殺人事件』、ヴァン・ダイン = 著)より

Vance sighed deeply and gave a hopeless wag of the head.
I might have known that nothing could escape your eagle eye, Sergeant.”
ヴァンスは大きな溜息をついて、これはたまらぬとばかりに首を左右に振った。「鷲のような君の眼が何一つ見逃さないことぐらい、僕は知っていてもよかったんだなあ

引用元:
(英語原著)The Bishop Murder Case (1929) by S. S. Van Dine; CHAPTER XXVI HEATH ASKS A QUESTION
(日本語版)『僧正殺人事件』(ヴァン・ダイン = 著、鈴木幸夫 = 訳)、グーテンベルク21(2003/10);第二十六章(ヒース質問を発す)より

【単語ノート】
wag = (名)(尻尾や頭を)振ること;(動)…を振る

実例11(パターン4):The Great Passage (2017)(日本語原著『舟を編む』、三浦しをん = 著)より

Nishioka’s eagle eyes spotted someone from an advertising agency, and he greeted him with a smooth, “Hey, Mr. Ogiwara! Thanks so much for coming! We owe you big-time.”
西岡は目ざとく広告代理店の社員を見つけ、「どうもどうも、荻原さん。このたびはほんとにお世話になっちゃってねえ、もう」などと軽薄きわまりない挨拶をしていた。

引用元:
(英語版)The Great Passage (2017) by Shion Miura, translated from Japanese by Juliet Winters Carpenter.; CHAPTER 5
(日本語原著)『舟を編む』(三浦しをん = 著)、光文社(2011/9);五、より

【単語ノート】
advertising agency = 広告代理店
big-time = 非常に、とても、すごく

An eagle eyeのまとめ

それでは、最後に以上の内容をまとめておきます。

an eagle eye

an eagle eyeのイメージ画像1です。

  • 由来:鷲(ワシ)は非常に視力が良く、遠く離れたところからでもその鋭い視力によって獲物の存在を察知できることから。
  • 意味:鋭い眼力、鋭い観察力、鷲のように鋭い目
  • 英語による定義:the ability to observe closely or notice small details
  • 出現頻度:AA[高頻度: 高い頻度で洋書に出てくる必須の英語表現]
  • 出現パターン
    パターン1:have an eagle eye(基本型)
    パターン2:with an eagle eye
    パターン3:eagle-eyedの形で使用するもの
    パターン4:その他
  • 例文
    My coach has an eagle eye and never misses the slightest mistake.
    私のコーチの目は鷲のように鋭く、わずかなミスも見逃しません。
    The detective surveyed the crime scene with an eagle eye.
    探偵は鷲のような鋭い目で犯罪現場を調査しました。
    His exceptional talent was spotted by an eagle-eyed scout.
    彼の類まれな才能は、鋭い眼力を持つある一人のスカウトによって見出されました。

今回は、以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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