洋書に出てくる英語表現0167:in the same boat【おすすめ英語フレーズ編147】

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「洋書に出てくる英語表現」の第167回は、英語学習や英会話に役立つ【おすすめ英語フレーズ編】の第147回として「in the same boat」を取りあげます。

目次
  1. In the same boatの意味と由来
  2. In the same boatの英語による定義
  3. 洋書におけるin the same boatの出現頻度
  4. In the same boatの年代分布
  5. In the same boatの出現パターン
  6. 洋書内の実例
    1. 実例1(パターン1):iCon: Steve Jobs (2005)(邦題『スティーブ・ジョブズ 偶像復活』、ジェフリー・S・ヤング + ウィリアム・L・サイモン = 著)より
    2. 実例2(パターン1):David Beckham: My Side (2003)(邦題『D・ベッカム自叙伝 ベッカム:マイサイド』、デイヴィット・ベッカム & トム・ワット = 著)より
    3. 実例3(パターン1):Harry Potter and the Chamber of Secrets (1999)(邦題『ハリー・ポッターと秘密の部屋』、J.K.ローリング = 著)より
    4. 実例4(パターン1):Black Order (2006)(邦題『ナチの亡霊(上・下)』、ジェームズ・ロリンズ = 著)より
    5. 実例5(パターン1):1Q84 (2011)(日本語原著『1Q84』、 村上春樹 = 著)より
    6. 実例6(パターン1):Battle Royale (2003)(日本語原著『バトル・ロワイアル』、 高見広春 = 著)より
    7. 実例7(パターン1):The Informer (1971)(日本語原著『密告者』、高木彬光 = 著)より
    8. 実例8(パターン1):Lincoln the Unknown (1932)(邦題『デール・カーネギーの知られざるリンカーン』、デール・カーネギー = 著)より
    9. 実例9(パターン1):And Then There Were None (1939)(邦題『そして誰もいなくなった』、アガサ・クリスティー = 著)より
    10. 実例10(パターン1):Oliver Twist (1838)(邦題『オリヴァ・トゥイスト』、チャールズ・ディケンズ = 著)より
    11. 実例11(パターン2):The Miracles of the Namiya General Store (2019)(日本語原著『ナミヤ雑貨店の奇蹟』、 東野圭吾 = 著)より
    12. 実例12(パターン2):The Richest Man in Babylon (1926)(邦題『バビロンの大富豪:「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか』、ジョージ・S.クレイソン = 著)より
  7. In the same boatのまとめ

In the same boatの意味と由来

直訳すると、「同じ船に乗り合わせて」となります。

この表現は古く、古代ギリシャの時代から同様の表現が使用されてきたと言われています。技術の発展などにより、船は今でこそ安全な乗り物と考えられていますが、昔は船に乗るというのは生きて帰って来られるかどうかわからない命懸けの行為で、同じ船に乗り合わせた人たちはいわば運命共同体でした。

このように同じ船に乗り合わせた人たちが運命を共有している様子から、「in the same boat」は「同じ運命にある」や「同じ境遇にある」を意味する比喩表現として広く使用されるようになりました。

日本語では「同じ運命にある」や「同じ境遇にある」のほか、「運命共同体である」、「同じ苦境にある」、「同じ(困難な)立場にいる」、「同じ問題を抱えている」などと訳され、文脈によっては「一蓮托生である」や「お互い様である」などと訳されることもあります。

In the same boatの英語による定義

in the same bad or difficult circumstances

洋書におけるin the same boatの出現頻度

AAA[超高頻度:極めて高い頻度で洋書に出てくる必須の英語表現]

(AAA[超高頻度]、AA[高頻度]、A[中頻度]、B[低頻度]、C[まれ]の5段階で評価)

In the same boatの年代分布

1838年 – 2019年*
(*当ブログで調査した1813年以降の洋書約1000冊のなかで、当該英語表現の使用が確認された洋書の発行年の範囲)

当ブログで調査した1813年以降に発行された約1000冊の洋書のなかで、当該表現の使用が確認された最も古い洋書は、1838年発行の『Oliver Twist(邦題:オリヴァ・トゥイスト)』(チャールズ・ディケンズ = 著)で、最も新しい洋書は2019年発行の『The Miracles of the Namiya General Store(日本語原著:ナミヤ雑貨店の奇蹟)』(東野圭吾 = 著)でした。

In the same boatの出現パターン

in the same boatの出現パターンは主に以下の2つに分類することができます。

パターン1:be in the same boat (as …)(基本型・最頻出パターン)
パターン2:その他(be動詞以外の動詞を使うもの)

パターン1はbe動詞を伴って「be in the same boat (as …)」の形で使用される基本型で、「in the same boat」の95%以上がこの形で使用されます。

例文167-1)
I can understand your feeling well, because I was in the same boat as you.
君の気持ちはよく分かるよ。僕も君と同じ境遇にいたからね。

また、同じ立場に置かれている当事者が2人の場合はboth、3人以上の場合はallを付けて「be both (all) in the same boat」形で使用されることがよくあります。

例文167-2)
John and I were tricked by the same woman. We are now both in the same boat.
ジョンと俺は同じ女に騙されて、今は2人とも同じ苦境に立たされています。

例文167-3)
We are all in the same boat and we must get through this together.
我々は運命共同体です。皆で力を合わせてこれを乗り超えなければなりません。

パターン2の「その他(be動詞以外の動詞を使うもの)」については、次の「洋書内の実例」の中で紹介します。

洋書内の実例

in the same boatのイメージ画像2です。

それでは、実際に洋書内にみられるin the same boatの使用例を紹介していきます。

 

まずは、 be動詞を伴って「be in the same boat (as …)」の形で使用される基本型のパターン1から紹介します。

パターン1:be in the same boat (as …)(基本型・最頻出パターン)

実例1(パターン1):iCon: Steve Jobs (2005)(邦題『スティーブ・ジョブズ 偶像復活』、ジェフリー・S・ヤング + ウィリアム・L・サイモン = 著)より

Everybody in the company (except Steve, of course) was going to be in the same boat.
社員全員(もちろん、スティーブは除く)が、一丸となって運命をともにするのだ。

引用元:
(英語原著)iCon: Steve Jobs – THE GREATEST SECOND ACT IN THE HISTORY OF BUSINESS (2005) by Jeffrey S. Young and William L. Simon; 8 Icon
(日本語版)『スティーブ・ジョブズ 偶像復活』(ジェフリー・S・ヤング + ウィリアム・L・サイモン = 著、井口耕二 = 訳)、東洋経済新報社(2005/11);第8章(偶像)より
(英語原著Audible版)Audible-要約版一冊無料!Audible無料体験);サンプル再生時間10分

1996年、アップルの共同創業者であるスティーブ・ジョブズはアドバイザーとして約11年ぶりにアップルに電撃復帰し、1997年には年俸1ドルの暫定CEOに就任します。

当時はマイクロソフトが全盛の時代で、アップルは瀕死の状態でした。そこでスティーブ・ジョブズは、アップルの大改造に取りかかり、ビジネスクラスによる出張をなくしたり、幹部に対する特別な退職手当をなくすなど、アップルに平等主義を導入します。上記引用文はこうした「平等主義」について記載したもので、社員全員が「一丸となって運命をともにする」ことが「in the same boat」を用いて表現されています。

実例2(パターン1):David Beckham: My Side (2003)(邦題『D・ベッカム自叙伝 ベッカム:マイサイド』、デイヴィット・ベッカム & トム・ワット = 著)より

We were all miles from home, in the same boat, and that made it easier for us all to get on, even if, in the back of our minds, we knew we were in competition with each other as well.
皆、家から遠く離れている同じ境遇だったからこそ、頭の隅ではお互い競争相手だということが分かっていながら、仲良くできたのだと思う。

引用元:
(英語原著)David Beckham: My Side (2003) by David Beckham & Tom Watt; 3 Home from Home
(日本語版)『D・ベッカム自叙伝 ベッカム:マイサイド』(デイヴィット・ベッカム & トム・ワット = 著、東本貢司監修、高月園子ほか訳)、扶桑社(2003/10);3(第二の故郷)より

【単語ノート】
get on = 仲良くやっていく
in the back of one’s mind = 心の奥底では、頭の片隅では

この英文では、元イングランド代表のプロサッカー選手、デイヴィット・ベッカムが15歳の頃、学校の長期休暇中にマンチェスターを訪れて、マンチェスター・ユナイテッドの下部組織でトレーニングを受けていた時のことが書かれています。

マンチェスター・ユナイテッドのトレーニングには各地から将来有望な選手たちが集まってきていて、皆ライバルだったものの、家族から遠く離れて生活を共にするという「同じ境遇」に置かれていたためにとても仲が良かったことが「in the same boat」を用いて表現されています。

実例3(パターン1):Harry Potter and the Chamber of Secrets (1999)(邦題『ハリー・ポッターと秘密の部屋』、J.K.ローリング = 著)より

“I just want to say, Harry, that I’m sorry I ever suspected you. I know you’d never attack Hermione Granger, and I apologize for all the stuff I said. We’re all in the same boat now, and, well — ”
「ハリー、僕は君を一度でも疑ったことを、申し訳なく思っています。君はハーマイオニー・グレンジャーをけっして襲ったりしない。僕がいままで言ったことをお詫びします。僕たちはいま、みんなおんなじ運命にあるんだ。だから —」

引用元:
(英語原著)Harry Potter and the Chamber of Secrets (1999) by J.K. Rowling; Chapter 15 Aragog; Kindle Unlimited会員の方は¥0で読めます(2020/12/26確認)。(Kindle Unlimited 無料体験
(日本語版)『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(J.K.ローリング = 著、松岡 佑子 = 訳)、静山社(2000/9);第15章(アラゴグ)より。Kindle Unlimited会員の方は¥0で読めます(2020/12/26確認)。(Kindle Unlimited 無料体験
(英語Audible版)Audible-完全版一冊無料!Audible無料体験);サンプル再生時間5分

実例4(パターン1):Black Order (2006)(邦題『ナチの亡霊(上・下)』、ジェームズ・ロリンズ = 著)より

Though neither side trusted the other, they were all in the same boat, so they might as well get closer. Gripping her hand, he shook it, sealing the pact.
互いに相手を信頼してはいないものの、同じ境遇に置かれているのであれば、もう少し親しく接しても損はないだろう。ペインターはアンナの手をしっかりと握り返した。契約成立だ。

引用元:
(英語原著)Black Order (2006) by James Rollins; 6 UGLY DUCKLING
(日本語版)『ナチの亡霊(上・下)』(ジェームズ・ロリンズ = 著、桑田健 = 訳)、竹書房(2012/7);6(みにくいアヒルの子)より。Kindle Unlimited会員の方は¥0で読めます(2020/12/26確認)。(Kindle Unlimited 無料体験
(英語Audible版)Audible-完全版一冊無料!Audible無料体験);サンプル再生時間5分

【単語ノート】
may as well = …する方がいい、…しても差し支えない、…してもいいだろう
seal a pact = 契約を結ぶ

実例5(パターン1):1Q84 (2011)(日本語原著『1Q84』、 村上春樹 = 著)より

But things never work out as smoothly as we want them to. And, as I said to you once before, we’re all shooting the rapids — ”
しかし世の習いとして、ものごとはなかなかすんなりとは収まらない。そしていつかも言ったように、俺たちはひとつのボートに乗って急流を流されている」

In the same boat,” Tengo mechanically finished the sentence.
一蓮托生」と天吾は機械的に言葉を添えた。

引用元:
(英語版)1Q84 (2011) by Haruki Murakami, translated from the Japanese by Jay Rubin (Books 1 and 2) and Philip Gabriel (Book 3); Book 1, Chapter 22
(日本語原著)『1Q84 book 1(4月-6月)』(村上春樹 = 著)、新潮社(2009/5);第22章(天吾 時間がいびつなかたちをとって進み得ること)より
(英語Audible版)Audible版-完全版一冊無料!Audible無料体験);サンプル再生時間約4分30秒

【単語ノート】
shoot the rapids = 急流を下る

実例6(パターン1):Battle Royale (2003)(日本語原著『バトル・ロワイアル』、 高見広春 = 著)より

Mitsuko quickly looked back at Tadakatsu. She said a little emphatically, “I’m in the same boat too. I don’t want to die. But if you don’t trust me, then we’ll never be able to cooperate and find a way to save ourselves.”
光子はすっと忠勝の顔を振り返った。少し強い調子で言った。「あたしだって同じよ。死にたくないわ。けど、信じてくれないんじゃ、協力して助かる方法を探すなんてとても無理だわ」

引用元:
(英語版)Battle Royale (2003) by Koushun Takami, translated by Yuji Oniki; PART 3: FINAL STAGE
(日本語原著)『バトル・ロワイアル』(高見広春 = 著)、太田出版(1999/4);第3部(終盤戦)より

【単語ノート】
emphatically = きっぱりと、強い調子で

実例7(パターン1):The Informer (1971)(日本語原著『密告者』、高木彬光 = 著)より

“Is it going to be all right, do you think?” she asked.
「あなた……大丈夫かしら?」

“Of course it’s going to be all right. They didn’t see us coming out of the inn. And there’s something funny about them, too, if you ask me. I wouldn’t be surprised at all if they are in the same boat.
「大丈夫さ。べつに旅館に出入りするところを見られたわけじゃないし……それに、あの二人にしたって、大いにおかしかったぜ。おたがいさまじゃないのかね

引用元:
(英語版)The Informer (1971) by Akimitsu Takagi, translated from the Japanese by Sadako Mizuguchi; 5
(日本語原著)『密告者』(高木彬光 = 著)、光文社 (1965);第五章(破局への序曲)より。Kindle Unlimited会員の方は¥0で読めます(2020/12/26確認)。(Kindle Unlimited 無料体験

【単語ノート】
if you ask me = 私に言わせれば

実例8(パターン1):Lincoln the Unknown (1932)(邦題『デール・カーネギーの知られざるリンカーン』、デール・カーネギー = 著)より

But I didn’t wonder long, for I soon discussed the subject with a number of my fellow-countrymen, and I discovered that they were in the same boat, that about all they knew about Lincoln was this:
しかし、その首を長くかしげている必要はなかった。それからまもなく数人のアメリカ人とこのことについて話す機会があって、みな似たり寄ったりだということがわかったからである。彼らがリンカーンについて知っていることと言えば、およそ次のような程度のことだった。

引用元:
(英語原著)Lincoln the Unknown (1932) by Dale Carnegie; HOW THIS BOOK WAS WRITTEN — AND WHY
(日本語版)『デール・カーネギーの知られざるリンカーン』(デール・カーネギー = 著、関岡孝平 = 訳)、パンローリング(2019/1);はじめに — この本を書くにいたったいきさつ

この英文は、『人を動かす』(1936年)や『道は開ける』(1948年)などの自己啓発書で知られるデール・カーネギーが『Lincoln the Unknown(知られざるリンカーン)』という本を執筆するに至った経緯について記載したものです。

デール・カーネギーは、ある日、ロンドンのホテルで朝食を取りながら新聞を読んでいたところ、エイブラハム・リンカーンについて取り上げた連載記事をたまたま目にします。その記事は政治家としてのリンカーンではなく、一個人としてのリンカーンについて記載したもので、カーネギーはその記事を非常に興味深く読む一方で、アメリカの歴史に深い興味を持っていた自分でさえリンカーンのことをあまり深く知らなかったことに気付かされます。

こうした無知が自分だけのことなのか首をかしげたという流れで出てくるのが上記引用文で、カーネギーがその後話をした他の多くのアメリカ人も「みな似たり寄ったり」だったという内容が「in the same boat」を用いて表現されています。ここでは「in the same boat」が「みな同じ問題を抱えている」という意味で使用されていると考えられます。

実例9(パターン1):And Then There Were None (1939)(邦題『そして誰もいなくなった』、アガサ・クリスティー = 著)より

“What’s the sense of making yourself offensive? We’re all in the same boat. We’ve got to pull together. What about your own pretty little spot of perjury?”
「なぜそんな攻撃的な態度に出るんだ。われわれはみんな、おなじ運命におちいってるんだ。協力しなければならないんだ。きみだって、偽証の罪を問われてるんだぜ」

(中略)

I believe now that I’m in the same boat as the rest of you.
「もちろん、もうそんなことは思っていない。ぼくも諸君とおなじ立場なんだ

引用元:
(英語原著)And Then There Were None (1939) by Agatha Christie; Chapter Nine
(日本語版)『そして誰もいなくなった』(アガサ・クリスティー = 著、清水俊二 = 訳)、早川書房(2003/10);第九章より
(英語原著Audible版)Audible-完全版一冊無料!Audible無料体験);サンプル再生時間5分

【単語ノート】
What’s the sense of …ing = …することに何の意味がある、…して何になる
pull together = 力を合わせる、協力する
perjury [pə’ːrdʒəri] = 偽証(罪)

実例10(パターン1):Oliver Twist (1838)(邦題『オリヴァ・トゥイスト』、チャールズ・ディケンズ = 著)より

…’ said the Jew, recovering his self-possession, ‘he has us now if he could only give us leg-bail again; and he must be in the same boat with us.
冷静をとりもどして、ユダヤ人はいった。「もしやつがわしたちのとこからまたずらかるようなことでもあったら、やつはわしたちをとっちめるにちげえねえ。だから、やつを一蓮托生の立場に追いこまなければならんのさ

引用元:
(英語原著)Oliver Twist (1838) by Charles Dickens; CHAPTER XIX IN WHICH A NOTABLE PLAN IS DISCUSSED AND DETERMINED ON
(日本語版)『オリヴァ・トゥイスト』(チャールズ・ディケンズ = 著、北川 悌二 = 訳)、グーテンベルク21(2000/11);(十九)注目すべき計画が論議され、決定される、より

 

次は「その他」のパターン2です。

パターン2:その他(be動詞以外の動詞を使うもの)

実例11(パターン2):The Miracles of the Namiya General Store (2019)(日本語原著『ナミヤ雑貨店の奇蹟』、 東野圭吾 = 著)より

The worst-case scenario would be for this event to destroy your family. That would be a total loss. I still can’t say this getaway plan is the best thing for your family, but if it keeps you together and in the same boat, you have a fighting chance of getting back on course.
一番の不幸は、夜逃げをきっかけに家族がばらばらになってしまうことです。それでは元も子もありません。夜逃げは決して正しい選択ではないと思いますが、家族が同じ船に乗っていさえすれば、一緒に正しい道に戻ることも可能です。

引用元:
(英語版)The Miracles of the Namiya General Store (2019) by Keigo Higashino, translation by Sam Bett; CHAPTER 4 A MOMENT OF SILENCE FOR THE BEATLES
(日本語原著)『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(東野圭吾 = 著)、角川書店(2012/3);第四章(黙禧はビートルズで)より

【単語ノート】
getaway = 逃走、逃亡

実例12(パターン2):The Richest Man in Babylon (1926)(邦題『バビロンの大富豪:「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか』、ジョージ・S.クレイソン = 著)より

“Why, indeed! Because when I awoke and remembered how empty was my purse, a feeling of rebellion swept over me. Let us talk it over together, for, as the sailors do say, we ride in the same boat, we two.
「夢だけで終わればそれはそれで良かったのだが、目が覚めて自分の懐(ふところ)がいかに軽いか思い知らされて、むらむらと反抗の気持ちが湧いてきたのだ。そうとも、ぜひ俺の思いのたけを聞いてくれ。同じ釜の飯を分け合った仲じゃないか、コッビ。

引用元:
(英語原著)The Richest Man in Babylon (1926) by George S. Clason; The Man Who Desired Gold
(日本語版)『バビロンの大富豪:「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか』(ジョージ・S.クレイソン = 著、大島豊 = 訳)、グスコー出版(2008/8);プロローグ(こんなに働いているのに、どうしてお金が貯まらないのだろう — 戦車職人バンシアの素朴な疑問)より

In the same boatのまとめ

それでは、最後に以上の内容をまとめておきます。

in the same boat

in the same boatのイメージ画像1です。

  • 由来:昔は船に乗るというのは生きて帰って来られるかどうかわからない命懸けの行為で、同じ船に乗り合わせた人たちは困難な運命を共にする運命共同体であったことから。
  • 意味:同じ運命(立場、境遇、苦境)にある、運命共同体である
  • 英語による定義:in the same bad or difficult circumstances
  • 出現頻度:AAA[超高頻度:極めて高い頻度で洋書に出てくる必須の英語表現]
  • 出現パターン
    パターン1:be in the same boat (as …)(基本型・最頻出パターン)
    パターン2:その他(be動詞以外の動詞を使うもの)
  • 例文
    I can understand your feeling well, because I was in the same boat as you.
    君の気持ちはよく分かるよ。僕も君と同じ境遇にいたからね。
    John and I were tricked by the same woman. We are now both in the same boat.
    ジョンと俺は同じ女に騙されて、今は2人とも同じ苦境に立たされています。
    We are all in the same boat and we must get through this together.
    我々は運命共同体です。皆で力を合わせてこれを乗り超えなければなりません。

今回は、以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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